瓦屋根の漆喰について、素人でも補修は可能なのか?

今回は瓦屋根の漆喰についてお話したいと思います。
屋根瓦の漆喰がボロボロになっている。
すぐに修理しなきゃって思う人、あのくらいであれば自分でなんとかなりそうと思う人もいるかもしれない。
実際に素人でも屋根瓦の漆喰の補修はできるのだろうか?

屋根瓦の漆喰の補修は、屋根にさえ上れれば自分でできないこともありません。
しかしながら、瓦の漆喰の補修を自分でも行うためにはいろいろと壁を乗り越える必要があります。
まずは道具を発見することが難しいということです。
屋根瓦の漆喰を自分たちで補修する際にまず乗り越えなくてはならない壁が道具探しです。
今やホームセンターにさまざまなdiy用品が並ぶ時代ですが、瓦の漆喰補修に必要な鶴首(つるくび)
と呼ばれる用品は一般的なホームセンターには売っていないことが多いようです。
専門的な道具をお探しであるのなら金物屋さんで買うのが一番いいと思います。

鶴首が手に入ったとしても、ただ漆喰を上塗りしようとしているのならそれは不正解です。
残念ながらぼろぼろの下地の上に新しい漆喰を上塗りしてもすぐにはがれてしまいます。
そのためにまずは古い下地を1回撤去しきれいにしてから塗るようにするべきです。
そうしないと新しい層がすぐに傷んでしまいます。

漆喰は丁寧に扱っていくかないと大変な素材です。